「九年庵」 

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 久し振りに紅葉の名勝「九年庵」を訪ねる。
f0201348_2133798.jpg 二人とも「何年前に行ったかな・・・」と首を捻る。
しかし、邸内の苔の緑と紅葉の彩りが絶妙で立ち止りたいが、行列に押し出されるように速足で庭園を出て、仁比山神社で一息ついた記憶は鮮明にある。
f0201348_21194485.jpg 「今日こそ思う存分に!」と、8時半開園に合わせてハンドルを握る。
9時前に着くと、既に直近の駐車場は満車状態で、やっと仁王門を少し過ぎた窮屈な仮の駐車場へ滑り込むことができた。
 県道や神社への狭い山道は人混みをガードマンが整理している。
だが、行列と云っても入園を待つことは無い。
f0201348_2185176.jpg 列に並んで屏中門を潜ると、眩い青空を背景にして燃え立つような紅葉が一面に広がっている。
この2・3日が一番の見頃なのかも知れない。
 流れるような列にガードマンも急かす必要は無く、立ち話に応じて見所を丁寧に教えてくれる。
立ち止まったり、後戻りしたりと気の向くままに紅葉を堪能し、またゆっくりとカメラを構える余裕さえある。
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 緑濃き山を配して彩るカエデ、そして母屋の縁台からは一面に苔生す庭に覆わんばかりのカエデを一望する。
 濁った池については人それぞれの感想があるかも知れないが、私は底の見通せる緩慢な流れに、広葉樹の赤や黄色、そして薄緑の葉が淀んだり流されたりと、先を争わない動きの方が日本的情緒ではないだろうか感じる。

f0201348_21113998.jpg 凡そ40分の庭園観覧の後、恰も順路のように仁比山神社の大樟に迎えられるように入って行く。
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by 1944tourist2004jp | 2010-11-17 20:45 | その他 | Comments(0)


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