「シベリヤ抑留の惨劇」

 「日ソ不可侵条約」を突然破棄して1945年満州に侵略、60万人以上の軍人他が抑留され、旧ソ連各地の収容所送りとなり、強制労働と思想教育で6万人が餓死、病死、銃殺、事故死、自殺等で亡くなったらしい。
戦争の悲惨さを物語る「シベリヤ抑留」である。
 ソ連は国際法を2回無視している。
それは一方的な「日ソ不可侵条約」の破棄であり、俘虜の即時返還義務違反である。
 偶々、NHKで同日に二つの番組が特集されていた。
一つは「引き裂かれた歳月 証言記録 シベリア抑留」と日曜美術館の「宮崎進 シベリア鎮魂のカンヴァス」である。
 抑留者達の願望「日本に帰りたい!」を最大限に利用した思想・洗脳教育である。
容共優先主義により、抑留者同士を不信と憎しみの渦に巻き込んで行ったロシアの惨たらしい政策。
結果として、最大の恥と知りつつ同僚を裏切らざる得ない立場に立たされた抑留者達である。
 そして、このような過酷な環境で、亡くなった同胞の悲痛な叫びを原点とした宮崎進(しん)さんの作品集である。
作品集紹介と対談で進められ、最後に彼の好きなあの”スーザンボイル”の歌の歌詞で番組は締められていた。
それは、「生きるべき生き方をしている」、自由に媚び諂うこと無く在りの侭の自分で生きたい。
 終戦間際に戦争経験をした私の父も「ロシアの裏切りが一生忘れられない」と私達に話していた。
二つの番組を見て、そして経済協力を続けてきた結果の北方四島の現状を考えると、ロシアを信用できないのは私だけだろうか。
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by 1944tourist2004jp | 2010-08-09 18:05 | その他 | Comments(4)
Commented by 俊介 at 2010-08-09 20:00 x
同感です。
ロシアはしたたかな国です。
残念ながら我国にはそのしたたかさがありませんね。
残念です。
Commented by 1944tourist2004jp at 2010-08-09 20:58
 ロシアのしたたかさもありますが、戦後日本の矜持無き外交にも大きな原因があると思っています。
 エコノミックアニマルと呼ばれる経済発展にのみ重心を置いて、商品と心を売って来た政策と外交のつけが来てると思います。
Commented by かず at 2010-08-10 21:57 x
甘党さんこんばんは。

私もこの番組を見てなんともいえぬ気持ちになりました。
シベリア抑留については恥ずかしながら過酷な労働を強いられた事しか知りませんで、
旧ソ連が行った思想洗脳教育には驚きでした
そのために抑留者同士が身を切る思いで過ごさねばならなかった長い長い歳月を思うとやりきれない思いでした。
ある士官だった人が言っていた「諦め」という言葉が頭から離れませんでした。
数年前に亡くなられましたが、近所に2名のシベリア抑留者だった方がいらっしゃいました。二人ともとても気難しく地域内で敬遠されていた方でしたが、この番組をみて、こんな辛い思いをされてきたのだと・・お元気だった頃を思い出しました。

花乱の滝歩かれてましたねー。
私も昨年始めて歩いて大好きなコースとなり、今年も行くことができて嬉しかったです。
それにしても、さすが甘党さんの写真の美しいこと、美しいこと。です。^^
Commented by 1944tourist2004jp at 2010-08-11 09:38
かずさん、おはようございます
 見ましたか!
シベリア抑留の悲惨さはある程度知っていましたが、同胞が憎み合う程の惨たらしい思想教育は知りませんでした。
 そして、抑留生活を経験した方々の心の歪により、不幸な帰国生活をおくられた方々に憐憫の情を禁じ得ません。
 お褒めの言葉有難うございます。
最後の登りは本当にきつかったですね。
今度は季節の良い時期にもう一回登りたいと思っています。
 今後とも宜しく。


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