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「消夏の金山」(1)

初老学「消夏の金山」(1)_f0201348_11585539.jpg 「この暑さの中で体力に相談して登れる山は何処だろう?」と、思案しながら山友さん達のブログを見ていると、渓流と滝ルートから「金山」山頂に立っている。
暑気払いには持って来いとばかりに「山の本」を広げる。
 私にとって未登の山、「金山」である。
「消夏の金山」(1)_f0201348_1212648.jpg 花は少ないようだが、「花乱の滝」から中腹辺りに連続する滝が紹介されている。
 「石釜」から登って「多々良瀬」への周回とするか、「石釜」ピストンである。
地図に駐車場の案内が無いので、県道から入って直ぐの路肩に停める。
 そこから舗装された林
「消夏の金山」(1)_f0201348_19554696.jpg道が続き、途中に点々とある駐車スペースに後悔しながら、また渓流音を右手に聞きながら陽の閉ざされた林道に歩を進める。
 林道の半ばから渓流沿いに緩く登って行く。
40分程すると舗装林道が袋小路になっている。
ここに車を置けば一番楽かも知れない。
「消夏の金山」(1)_f0201348_12125182.jpg 本格的な登山路への道標で、「花乱の滝」を見逃したことを知る。
年取ると視野の範囲が狭まるのか、時々肝心な案内を見落してしまうことがある。この延長線上に自動車事故があると思うと、私の場合は75歳程度で免許証の更新はしない方が良いのかも知れない。
「消夏の金山」(1)_f0201348_1941968.jpg10分も戻るなら、周回でなくピストンしかないと即断する。
 林道では植樹林に渓流が隠され、豊富な水のざわめきしか聞こえないが、登山道に入ると渡渉を繰り返し、水量豊富な渓流と滝を堪能しながら登ることになる。
 上半身汗でびっしょりになりながら渓流の水の流れをカメラに収めて行く。「消夏の金山」(1)_f0201348_1322380.jpg「消夏の金山」(1)_f0201348_1323318.jpg
 その度に首に巻いたタオルを渓流に浸し、顔と頭を拭き首に巻く。
「消夏の金山」(1)_f0201348_1332199.jpg頸が冷やされ脳に少しでも冷たい血液が流れるのを実感できる。
熱中症の時の応急処置として、頸や鼠径部を冷やすとされているが間違いない。
 水の流れを柔らかく撮ろうと思うとやはり三脚が必要である。アルミ製の三脚は重く1.7kg程あるので山登りには持って行か
「消夏の金山」(1)_f0201348_13724100.jpgない。
かといって山登り用にカーボン製三脚を新たに購入する気にもなれない。
by 1944tourist2004jp | 2010-08-07 11:45 | 山登り


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