「本因坊戦第2局」が終わったので、今度は「雲仙岳」山行のブログに入る。
妻が「ケルティックウーマン」のビデオを流してくれる。4年前に福岡サンパレスであったコンサートを見に行ったので澄んだ歌声に、TV画面を見ずとも歌っている場面が浮かんでくる。
「山馬鹿」さんと「bamboo」さんのブログを開くと、「ミヤマキリシマ」の色鮮やかな写真が添えられている。
雲仙の「仁田峠」である。
「ミヤマキリシマ」の季節は、6月に入って九重山群の「平治岳」と「星生山」の山行計画を立てていたので気にも留めていなかった。
しかし、山肌に彩られた「ミヤマキリシマ」を見てしまうと逸る心を抑えるのは難しい。
昨年の7月に、妻と二人で「妙見岳」、「国見岳」、「普賢岳」に登ったが、雲上の頂きからは期待した眺望が雲に阻まれていた。
そして、層雲に箱舟状態となり、「普賢岳」山頂からの「平成新山」も満足に拝めなかったので、「ヤマボウシ」の時期を見計らってもう一度行きたいと思っていた。
しかし、一度も見たことのない「雲仙岳」のミヤマキリシマ」である。
先週の「由布岳」に続いて、「行くなら天気予報と相談して平日の金曜日に!」と妻へ問いかける。
めったに起きることのない5時起床である。
まずは朝刊で、「本因坊戦」の結果を確認して、山登りの準備にかかる。
「仁田峠」に8時半到着の予定で長崎自動車道を急ぐ。
仁田峠循環道路に入り、第2展望台からの大パノラマは決して見逃せない。
昨年は直上の「平成新山」はおろか、展望には程遠い世界であった。
しかし、今日は「天草諸島」から「阿蘇5岳」、「九重山群」、そして遠目に霞む「祖母山」までも視認できる絶好の登山日和である。
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