林道を崖崩れのある所まで行き、佐賀県側に広がる山並みと、初めて見る「ミツバツツジ」に彩られた「井原山」を下から確かめて、愈々鉄塔下から山頂へと登って行く。
道の両脇に点々とする満開の「ミツバツツジ」を背景に、老齢のグループ登山者達、子供連れの家族、先生に引率された子供達と狭い道路に列をなしている。
登山道に落ちた花弁に導かれるように、私の登りは軽快で皆さん方は道を譲ってくれる。
いつもなら通りすがりの方達に話しかけて行くが、今日はグループ登山ばかりのようで、挨拶だけで話しかける切っ掛けも無く、自然林の中を黙々と山頂へと足を運ぶ。
団体さんに占領されたような山頂に、林道から30分程度で到着である。
山頂から四方眺望を楽しんだ後、皆さん方から少し外れた所で水分の補給とバナナ1本で疲れを癒す。
20分程度の休息の後、雷山へと「ミヤコザサ」に狭められた縦走路の自然歩道へと下りて行く。
(今津湾から能古島方面)
(金山から脊振山)
(佐賀県側の天山)
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