人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「雷山から井原山へ」(7)

「雷山から井原山へ」(7)_f0201348_12185096.jpg 私達が山頂に立ったのは12時45分、「雷山登山口」を出て新緑の中に長寿の山桜に癒されながら、山野草の花に挨拶をして、激写して丁度4時間である。
 開けた山頂は行楽のような人出で、「雷山」の2・3のグループと違いかなり賑わっている。
「雷山から井原山へ」(7)_f0201348_1127641.jpg 唯々登るのと違って、別の目的があると、その度にリフレッシュされるので疲れを感じない。
妻もそのお陰で、曲りなりにも足を引っ張ること無く山頂に立っている。
 私はその度に花の名前がリフォーマットされるのが残念の極みである。
「一登山一草花」。
「雷山から井原山へ」(7)_f0201348_11515810.jpg 「コヨーテ」さんが真っ先に案内してくれたのが「オキナグサ」である。
盗掘にも会い数が少なくなり石囲いがしてある。
 靄のような綿毛の中に若干濁った色合いの花がパッと口を開け、可憐には程遠く少しグロテスクだが、じっと眺めているとその横顔は愛らしく見えてくる。
「雷山から井原山へ」(7)_f0201348_11543469.jpg 山野草を愛する人達が心密かに大事にしている気持ちが大いに理解できる。
感激の少ない私も数枚、そして携帯にまで激写する。
 「コヨーテ」さんが林道の「タラ」の芽が切り取られているのを見て残念そうに嘆息していたが、道徳観の欠如は下界だけでなく、神々の住む山にまで押し寄せているのかと思うと、改めて戦後教育行政の在り方に疑問を感じてしまう。
「雷山から井原山へ」(7)_f0201348_11585450.jpg 人混みを避け「井原山」愛好者の広場に導かれての昼食である。
食後には「雷山」同様、無言の儘に仲間のためにコーヒーを準備する「コヨーテ」さん、「素晴らしい弟分でしょう!」と「そよかぜ」さんの言葉に素直に頷く私達である。
 甘党の私は勿体なくもインスタントコーヒー派で少し苦手である。
「雷山から井原山へ」(7)_f0201348_128976.jpg 「そよかぜ」さんから私達に配られた甘納豆が山頂の低気圧ではち切れんばかりに膨らんでいる。
「雷山から井原山へ」(7)_f0201348_1232554.jpg 小1時間の昼休みをとり、コヨーテさんの先導で縦走路水無分岐より下りて行く。


「雷山から井原山へ」(7)_f0201348_1233750.jpg






 昨日から孫達を相手しながら、思いだ思い出しキーボードを叩いているので、相当間違っているかも知れない。

「雷山から井原山へ」(8)を見る時はこちら
by 1944tourist2004jp | 2010-04-20 11:20 | 山登り


<< 「夏野菜の植え付け」 「雷山から井原山へ」(6) >>