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「満宝山から三郡山へ」(5)

「満宝山から三郡山へ」(5)_f0201348_15322461.jpg 山頂に、人の入れ替わりはあるが、いつも4・5人が憩っている。
 登攀中休息をしていないので、30分ほど休んで、2時ちょうどに下山を開始する。
(シデ林)
「満宝山から三郡山へ」(5)_f0201348_15335478.jpg 鳥の囀りを聞きながら気分爽快に「仏頂山」へと自然歩道を一人悠々と歩を進める。
しかし、ぬかるんだ下りは余程用心しないと、お尻に勲章を持って帰ることになる。
「満宝山から三郡山へ」(5)_f0201348_15392051.jpg 「仏頂山」からの下りルートをどうするか。
 当然ながら一度も歩いたことの無い「うさぎ道」を通って「竃門神社」まで行くことにする。
 途中、小学2年生の女の子を連れた夫婦連れを追い越すが、全く人気の無い登山道である。
「満宝山から三郡山へ」(5)_f0201348_1543255.jpg 振り返ると、今日の登山でここからの下りが一番大変であった。
2時半過ぎに「うさぎ道」入って、1時間弱ずっと下りが続く。
 展望するような開けた所は僅かに1ケ所である。(満宝山の山肌)
水分補給や休息を取る暇も無く下り続けたので、舗装道路に行き着く頃には左膝に違和感を感じるまでになっていた。
 舗装道路を横切るようにして沢に下りて行くと、立て続けに渡渉3回、そして薄暗い杉の植林地帯を「有智山城跡」へと30分弱下って行く。「満宝山から三郡山へ」(5)_f0201348_15492158.jpg
「満宝山から三郡山へ」(5)_f0201348_15503874.jpg「満宝山から三郡山へ」(5)_f0201348_15482289.jpg





 途中、突然に「山門」が現れる。
「承天寺別院」と記された立派な門である。
苔生した石段を登り、門を潜ると石畳があるがその向こうは植林地帯である。
何とも不思議な存在である。
(ネット情報:承天寺(じょうてんじ)は、福岡市博多区にある臨済宗東福寺派の寺院である。そう云えば、現役を退いて公益法人に腰かけている時に近所にあった)
 登山口に出ると眼前に「四王寺山」全体が飛び込んでくる。
「満宝山から三郡山へ」(5)_f0201348_15575134.jpg ここからは舗装道路を内山まで10分弱下って、3時50分に「竃門神社」到着である。
 今日は登りより下りの方が数倍神経を使ったし、膝への負担が大きかった。
「有智山登山口を振り返ると「満宝山」から「仏頂山」の山並みが見える。



「宝満山から三郡山へ」(1)から見る時はこちら
by 1944tourist2004jp | 2010-03-01 15:12 | 山登り


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