「横綱の品格」

 朝青龍の引退について、これまでの素行を論って「仕方ないのでは!」との世論である。
私は、プロレスと違って相撲界にヒールは必要ないと思っている。
小兵にして強さを遺憾なく発揮して相撲界を盛り上げてきた実績に鑑みて、解雇でなく引退で終結したことに賛成である。
 メディアは傷害騒動と過去の素行に時間を取られ過ぎ、「横綱の品格」について余り論じられていないように思う。
2月6日のNHKの番組(朝青龍衝撃の引退表明)でもしかり、ゲストの“北の富士親方”や“やくみつる”両氏も「品格とは何ぞや!」具体的に語っていなかった。
 私見だが、「横綱の品格」とは勝負師として負けた時の態度もさることながら、勝者の敗者に対する思いやりだと思っている。
f0201348_13191936.jpg 将棋や囲碁の棋士と比べて欲しい。
対局後に、立会人を入れて必ず感想戦をするが、勝者に慇懃無礼な言動は全く無い。
恰も勝者が従者のような立場で検討する様を見るにつけ、その態度に感心する。
 「敗者に対する思いやりの美しさ!」が品格ではないだろうか。
 弱者に対して配慮できる人間であれば、世間では当然常識人だし、子供たちの手本たりえる人間性の持ち主の筈である。
 30歳前後で天下を取るのだから、自惚れが先に立ち鼻持ならない天狗になる可能性は大である。
 ボクシングの「マニーパッキャオ」でも書いたが、天才の将来は金に寄って集る「取り巻き」次第と思っている。
 朝青龍問題にしても、高砂親方や相撲協会の北の湖元理事長も同罪で引退すべきだ。
 鏡里、千代の山、吉葉山、栃錦、初代若乃花の時代が懐かしい。


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by 1944tourist2004jp | 2010-02-07 10:39 | 雑感 | Comments(0)
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