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「初雪」

 新聞紙他の収集日で今朝は少し早めに目覚ましを設定していたが、何故かしら目覚ましより30分ほど早く目覚める。
 早起きのついでに、昨晩縛っていた新聞紙を二つ小脇に抱え外に出る。
吃驚!初雪の銀世界である。
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 面した道路には既に黒っぽくなった轍の跡が付いている。
べた雪のせいか、走っている車の音からチェーン装着の煩い音は聞こえてこない。
 下が濡れるのでビニール袋に入れ直して道路に出す。
2階から見ると、庭木にこんもりと積もった雪が一瞬の風で舞散る。
「初雪や 二の字二の字の 下駄の跡」の様は、初老ながら自然と嬉しくなってくる。
このような場面で、少しでも俳諧の心得があればと残念に想う。
「初雪」_f0201348_10441031.jpg ウィーンフィルの「ニューイヤーコンサート」(ビデオ)を聞きながら、お隣さんの柿の木にピントを合わせている。
 食べ残しが2・3個垂れ下がっている柿の木にカチガラス、メジロ、スズメが次から次へとやって来て戯れている。

「初雪」_f0201348_104656100.jpg 鳥の気持ちは分からないが、私には梢に積もった初雪を啄み楽しんでいるように見える。
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 もう1ヶ月以上も山に登っていない。
このような時の為にアイゼンを二組買ったが、今日は登山口までのスタッドレスタイヤを履いていない。
山に残雪がある間に、妻と近隣の山に是非登りたいと思う雪景色である。
by 1944tourist2004jp | 2010-01-13 10:08 | その他


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