「Oh,My God!」(1)

 「成人の日」の昨日は留守番であった。
妻は末娘と約束して早々に出かける。
 娘と母親は、父親抜きで語ったり、ウィンドウ・ショッピングしたり楽しみたいことがあるのだろう。
f0201348_23115348.jpg 一人、大宰府の九州国立博物館で「妙心寺、禅の至宝と九州・琉球」展をやっているので行っても良いか思うが、どうせお参りもするなら、明日妻と一緒にと諦める。
 「夕方8時頃、ケーキと夕ご飯を買って帰ります!」と妻からメイルが入る。

私のいつも早とちり、甘党の私は「8時とケーキ」しか目に入らず。
夕飯を買ってくるとはつゆ知らず、駅まで迎えに行って「夕飯食べたよ!」言った時から何かしら無言になる妻。
 二人分の箸を出し夕飯の準備をし、「ワイン飲もうか!」と珍しく妻が言う。
ワインは良いとしても、飯類は流石に食べる気がしない。
 一人はTV観て、一人は新聞を広げて何も云わず。
時々訳もなく問いかけるが、相変わらず生返事で話が続かない。
内心、「たった夕飯くらいで、なんで怒っているのだろうか!」と訝しく思いながらワインを注いでやる。
 夕飯も終わり、私がTVを見ていると妻がケーキを前にしてテーブルの椅子に座っている。
少し小さめで、おまけに角が箱で少し押し潰されている。
 「そう云えば今日は妻の誕生である。それで末娘からのお誘いがあったのか!」と、ここで気が付く初老の夫。
 新年会の誘いがあった頃から分っていたが、今日に限って妻の誕生日がすっぽりと忘却の彼方へ。
Happy birthday to you!with bitter smile.であった。

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by 1944tourist2004jp | 2010-01-12 22:47 | その他 | Comments(0)


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