「二人で一人前」

 「来た道叱るな!行く道笑うな!」と何処かで見た戒めの文章であるが、正にその境地に入りし我が身である。
 妻が外出中に、一人炬燵に入り慣れない筆で年賀状を認めている最中のでき事である。
 何か焦げる様な匂いがする、「下の家がごみを焼いているんだろう!」と勝手に決め込み、呼吸を止めながら一心不乱に書いていると、天井辺りが霧状に白っぽくなってくる。
夏ならいざ知らず、戸や窓は閉め切っているのに「この臭いは何なんだっ!」と、流石に確かめねばならない。
 台所に向かった途端思い出すことがあった。
「ガラスポットにお茶を沸かしていたんだ!」
パック詰めのルイボスティーが完全に干上がっている。
「お茶っ葉」が真っ黒焦げになっているし、ガラスポットまで煤こけている。
シンクに置いた途端、下半分が音も無く割れ落ちる。発する声も無い。
 風呂のお湯も入れっ放しで忘れたこと数度、妻から同じように数度注意を受けている。
注意をする妻も、火をつけっぱなしで台所から離れると、何ごとも無いように忘れること数度。
お互いさまの失敗談が重なる。
 私達の加齢(ボケ)速度が速いのだろうか。
一事が万事でリスク急増の私達である。
恥ずかしい話であるが、「リスク管理マニュアル」を手元に準備しなければならない。
姿形と精神年齢は若いが?そのような年齢と認めざるをえない「今日の出来事」であった。
 日本全体が核家族になり、一時代終わった団地は殆ど老夫婦家庭である。

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by 1944tourist2004jp | 2009-12-23 23:05 | その他 | Comments(0)
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