「妻と二人の忘年会」

 忘年会の帰り道、月齢7.6からすると明るくない筈であるが、道筋は楽に見通せる。
星も数える程度にしか見えない。
 今の若い人達は漆黒の闇を知っているだろうか。
もう山奥にしか残っていないかも知れない。
 緩む寒さに、酔い加減も程良く歩いている。
星空を見て考えることは二人とも「宮之浦岳」登山である。
「宮之浦岳」から「縄文杉」縦走の途中にある「新高塚小屋」で見た星空が脳裏に浮かんで来る。
「屋久島紀行 No.15(新高塚小屋)」を見る時はこちら
 道すがら、二十歳代ならここで手を握り合うのかも知れないが、老境に近づきつつある二人、ライトが眩く車を避けるためにお互いに声をかけるのが精々である。
 ここは居酒屋である。
ビールに始まり、二人とも焼酎へと移って行く。
私はお湯割り、妻は水と氷で酒は進んで行く。
適当に会話のある日常生活をしているし、居酒屋に行く途中でも話をしているので、いざ面と向かうと話題が無くなってしまう。
隣席の風景を肴にしながら二人とも顔を赤くしながら飲み進める。
 若干、晩酌をしているような雰囲気にあり、僅か1時間半の忘年会であった。
外で、妻と二人で飲むのは本当に久し振りで何処だったか忘れてしまったが、偶にはこのようなことがあって良いのかも知れない。
 キープをしたので、次は娘が帰って来た時に3人で楽しめる。

 
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by 1944tourist2004jp | 2009-12-23 21:40 | その他 | Comments(0)


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