「沈まぬ太陽」とJAL

 娘から「読んでみない!」手渡されたアフリカ編(上)を読み始めたが、取り付かれたように残り4巻を一気に読んでしまった。
 それは作品の誘導もあるが、それ以上に存亡の危機にある「日本航空」の内情を暴露した、時宜に適った作品だからである。  
 日本航空職員や官僚については推測のしようもないが、政治家は100%推定可能な人物である。
個人的にこの本の信憑性を知りたくてネットで調べてみると、登場人物から日本航空の内情まで驚くほど事細かく書かれている。
 7・8年来の紆余曲折の末に映画化されたエネルギーの源は何処にあったのだろうか。
 政官との癒着、そしてメディアをも巻き込んでの情報操作、これほど腐っているナショナルフラッグ「日本航空」を知らずに利用していたかと思うとぞっとする。
 民営化に至るまでの「沈まぬ太陽」や2007発刊の「地に墜ちた日本航空」、TVの特集番組を通しての財務状況、一人当たりの生産性の低さ、他社に遅れる老朽機の更新、OBの企業年金、そして最悪の労組等を考えると、政官財馴合いの1,800億円のつなぎ融資や2,000億円の資本注入が本当に必要なのだろうか疑いたくなる。
それこそ救い難いダッチロール的経営、いっそのこと魑魅魍魎の伏魔殿は法的整理されてしかるべきかも知れない。
 来週にでも映画館に足を運びたいと思っているが、「ダビンチコード」の例もあるので、本と映画の落差に落胆しないよう期待半分で鑑賞したい。
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by 1944tourist2004jp | 2009-11-28 13:06 | 雑感 | Comments(0)
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