「ピアニストの贈り物」

 全盲のピアニスト「辻井伸行」さんについては、前々からメディアにも登場していたし、6月の「ヴァン・クライバーンコンクール」での優勝が大きく扱われていたので少なからず知っていた。
 「ショパン」とか「チャイコフスキー」とかヨーロッパのピアノコンクールでは日本人の入賞者も度々出てそれなりに知っていたが、「ヴァン・クライバーンコンクール」については存在すら知らなかった。
ヴァン・クライバーン本人も知らなければ、彼が第1回目の「チャイコフスキーコンクール」の優勝者であることも知らなかった。 
 しかし、NHKの番組~辻井伸行・コンクール20日間の記録~を見て、改めてそのコンクールの素晴らしさを知った思いがする。
 まず、世界中で151人が選抜され、テキサス州フォートワースでの本戦に行けるのは29人である。
今年で13回目になるらしいが、日本からは彼ともう一人女性のピアニストが選抜されていた。
 29人のピアニストは、これまた地元で選抜された名誉あるホスト・ファミリーで過ごしながら競うのであるが、アメリカ人の文化度の高さと発想の豊かさには本当に驚かされる。
20日の間にソナタ、室内楽等10曲を弾き、将来性と人間性を主眼に篩にかけ淘汰されていくのだが、素人目にもジャッジする専門家の方々の苦労が分る。
 29人が12人(セミファイナル)になり、最終的にファイナリストの6人がオーケストラとの協演で優勝者が決定される。
 今年は3位該当者なく、彼と中国人男性の二人が優勝者で、2位は韓国人の女性と東アジアの人が独占してしまった。
 彼のコメントに「練習は全く苦にならないし、私にはたくさんのサポートがあります!」と感謝の言葉を吐露していたが、音楽的才能と真白い心根が優勝に繋がったのではないかと思っている。
ご両親へ「おめでとうございます!」
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by 1944tourist2004jp | 2009-11-26 16:56 | 雑感 | Comments(0)
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