作曲家「加藤和彦さんの死」

 我が家は歌謡曲が嫌いなわけではないが、チャンネル権を持っている私の影響で、限られた音楽番組しか見ることが無い。
 子供達も歌謡番組を見ない生活に何の違和感もなく成長して来たように思う。
彼等の自己主張が増すにつれ、チャンネル権を奪われ外野席に追いやられることもあったが、積極的に歌謡番組を選択する雰囲気もなかった。
二人になった今でも歌謡番組を見ることは皆無に等しい。
もしかしたら親父にチャンネル権を握られているので、我慢していたのかと思ってみたが、これらについて不満を聞いたこともない。
その延長上で家族揃って「カラオケ」に行ったこともない。
 と思って書いていると、妻がこのブログを読んで、「番組によってはビデオに撮って後で楽しむこともあったし、親族の寄り合いがある時に子供達とカラオケに行ったことも数回があるよ!」とのことであった。
男連中が飲んでいる間に、女性群と子供達は楽しんでいたらしい。
 3人の子供達には小さい頃からピアノを習わせていたので音痴ではないと思うが、親が親だから上手くもないだろうと想像している。
とにかく彼らの歌を聞いたことが無いのだから評価のしようが無い。
 昔(経済大国になる前?)の曲は昨今の歌と違って、詩が素晴らしいし調べが美しいので機会がある毎に聞くこともある。
しかし、最近の曲は何かしら忙しく説明調で印象に残るものが少ない。
 そんな中、1年以上前にNHKのとある番組で作曲家の加藤和彦さんをフォークシンガー達が囲んで、彼の歌を競演する番組を見た。その時に彼の存在を初めて知った。
この曲も、そしてあの曲も彼の歌なのか。そして、編曲等を手伝った素晴らしい曲が綺羅星のごとくあることも知った。
それらのメロディーは私も口ずさむ程度に頻繁に聞いていた曲である。
そして、忘れた頃に突然の訃報である。
 登山画家の犬塚勉さんのブログでも書いたが、超一流の人達は私達の計り知れない悩みがあるのだろうか。
凡人が決して知りえない己の能力の限界を知った時なのか、能力を出し尽くした時の虚脱感なのか分からないが、人知れず太く短い人生の終焉を迎えるのかも知れない。
天才たちの余りにも早い死を悼んで、思い出として残しておきたい。



※「登山画家 犬塚勉さん」を読む時はこちら
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by 1944tourist2004jp | 2009-10-28 23:34 | 雑感 | Comments(0)
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