「自民党の凋落」

 大敗した自民党よ、何処に?
総裁選とその人材について、侃々諤々の議論が内部でされている筈であるが、メディアを通じて漏れ聞こえてくる情報は果てしなく漂流している感じである。
 国民の一人として、党立て直しを時系列にすると、まずは比例繰り上げ当選者達「ゾンビ復活」の総括、次に旧政権上層部の責任、そして有能な若手の発掘である。
 これらの問題が情報開示の下、逐次処理されていかない限り、自民党は級数的に国民の評判を落とし、立て直しは遠ざかり、最悪の場合は分裂、有能な若手の離党の危機に嵌り込んで行くように思われる。
 この低落した自民党の政権奪取の第一歩は、来年の参議院選挙で悪くとも過半数を取ること以外に有り得ない。
しかし、その前提として民主党政権が官僚の軍門に下り、向こう半年間でマニフェストの具体的道筋がたて立てられず、国民の不安が的中した時のみである。
 選挙後の政治討論番組に出てくる自民党の先生方に「日本の将来」を託せる様な夢を語ってもらいたいが、民主党のマニフェストや二重権力構造の可能性に対する批判や、見下す様な不遜な態度と言葉ばかりで、反省や「立て直し戦略」を微塵も感じとることができない。
 その中で、自民党にとって希望の光は農水大臣の器量の大きさだけが突出しているように感じる。
厚生労働大臣のポピュリズムと年金問題で「神のみぞ知る!」発言以来、官僚との結託が見え隠れして信用できない。他の若手は民主党の若手に比べると余りにも小粒である。
 民主党が補正予算の見直しで実績をあげ、子供手当を予算化できれば、マニフェストの中で反発のある「高速無料化」を取り下げても国民は甘受すると確信する。
その結果、自民党の参議院選挙での巻き返しは「日暮れて道遠し」の様相である。
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by 1944tourist2004jp | 2009-09-07 19:07 | その他 | Comments(0)
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