「植村 直己さん」

 登山画家「犬塚勉」さんの番組を見ている時に、最初に思い出した人が植村直巳さんである。
更新する話題がない時に書いてみようと心に決めていた。
何故かと言うと、彼も一種天才ではないかと思っていたからである。
 今でも私の本棚に彼の本が2冊ある。
彼の素朴で童顔のようなてれ顔を思い浮かべる。
 何故、己を追い詰めてまで冒険を積み重ねていったのか、私には理解できないし、この程度の紙幅で表現できるわけもない。
 一時は、不器用なだけに己の生きる道を、冒険にしか見出せなかったのかも知れないと思っていた。
或いは、知らず知らずのうちに、社会の要求と自分の足跡に見合ったような歩みを続けなければ、己の存在を認めることができなかったのかも知れないとも想像していた。
 印象的に思い出すエピソードは、エヴェレスト国際登山隊の一人として登った時の外国隊員の話である。
既に冒険家として世界的にも名を馳せていた彼であるが、決して出しゃばらず、黙々と任された仕事を片付け、不平を感じても一言も云わずあくまで縁の下の力持ちに徹し、最終的に利害対立により登頂成功は成らなかったように記憶しているが、彼は一番頼れる人間像との評価を得たのである。
彼のDNAもやはり典型的な日本人である。
 天才芸術家同様、彼も淡々と己の生きる道を模索し続けたのでしょう。
他人でなく、己に誠心誠意を求めながら生きる姿が、他人に感銘を与え愛され続けたのだろう。
そして、今でもマッキンレーで神に抱かれていることだろう。
 いずれ、9月予定の宮之浦岳か高千穂峰の写真でも載せたい。



※「藤沢秀行名誉棋聖の死を悼んで」を読む時はこちら
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by 1944tourist2004jp | 2009-07-20 00:52 | 雑感 | Comments(0)
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