「東国原知事に対する的外れの評価」

 知事の「国政転進劇場」の終焉について、各新聞の記事は概ね不評である。
また、宮崎県民も「彼の思惑が露呈した」と判断し、踏み台にされた事に対する憤りを感じているようである。
 しかし、私は知事の行動についてそれなりに評価している。
まず、橋本知事同様国政に一石を投じたこと、そして地方の声は中央にとって遠吠えにしか過ぎないことを国民に分かり易く教えてくれたことである。
f0201348_20584330.jpg 従来の知事達は、明治以来「中央から派遣された国司」にしか過ぎず、中央に物が言えないのではなく中央の考えに基づき施政してきただけのことである。
それこそ官僚上がりの知事達が、県民を踏み台にして踏ん反り返っていただけである。
このような過去を考えれば、彼が知事になったことは憂うべき現日本にとって一大転機に成ったと確信している。
f0201348_2059757.jpg 「野心」と言えば聞こえは悪いが、誰でも「目標や夢」を持っている。
過去の人生を聞くと、政治家に成る夢を持ち続けタレント業の傍で政治学を学び、機会を逃さずに地方行政に打って出て、地域浮揚を図ってきたと言える。
 しかし、国政に参加できずに夢を果たせないと学んだからこそ、今回を千載一遇のチャンスと考えたのではないだろうか。
 自民党の「どたばた劇」は批判されて当たり前過ぎるほどだが、知事に対する批判は的外れである。
宮崎県民も知事の実績を忘れたかのように、「憤り」とか「裏切られた」とかメディアを通じて流れてくるが、少数派である事を望みたい。
 仕事関係で3年ほど住んだ経験からすると、宮崎県は47都道府県で「お人よしランキング」でベスト”1”だと思っている。
今回の件をもう少し長い目というか、宮崎県出身の型破りの知事として応援してやって欲しい。
f0201348_20592396.jpg 私は東国原知事を好きでもないし嫌いでもない。一方、宮崎の県民性は大好きである。
 メディアは彼が知事になった時、非常に懐疑的であったが、宮崎県のセールスマンとしての活躍と県民の支持率がうなぎ登りに上がっていくと、手のひらを返したように持ち上げる。
そして、今回の酷評、評論家のいつものパターンである。

 異論は色々あっての日本。
矜持を捨て利権に集る政治家と官僚達を放逐する手段は違っても、今の日本をどげんかしたいとの気概を彼に感じる。
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by 1944tourist2004jp | 2009-07-17 14:38 | 雑感 | Comments(0)
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