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「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)

「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)_f0201348_2113250.jpg 妻に「平成新山を1回でも撮れたから良かったじゃない!」と慰められながら山頂を後にする。
「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)_f0201348_21135238.jpg 二人とも疲れはない。
「国見岳」の下りに比べたら距離は少し長いが楽である。
登りと同じように、花の講義の補習が続く。
 「紅葉茶屋」から「仁田峠」へ向かう。
途中、「薊谷」を通りかなり下りてきたので、また雲の中である。
「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)_f0201348_21141822.jpg 淡々と広葉樹林帯の登山道を仁田峠に向かう、国立公園だけにこの周回コースはよく整備されている。
「妙見神社に山頂への案内板があれば、初心者でも登れる素晴らしい登山コースだ」と話しながら疲労を感じることなく歩く。
おそらく山頂直前の道が崖崩れで、幅50cmほどとかなり狭くなり、危険を感じたから案内板を外したかも知れない。
「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)_f0201348_22591411.jpg
「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)_f0201348_21194374.jpg
 200mほどの坂を登りつめると急に開ける、ロープウェイの発着場である。
発着場の改修工事音も掻き消すほどの強風で、雲の流れは相変わらず凄まじい。展望場のカップルも早々に立ち去る、相変わらず寂しい「仁田峠」である。
「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)_f0201348_21235677.jpg
      (待つこと数分、一瞬の晴れ間から見た火砕・土石流の跡と島原市)
 「仁田峠」を11時10分に出発して、帰り着いたのは16時ジャストだった。休息等を入れて情報誌どおりの行程であった。
 「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)_f0201348_2129314.jpg駐車場はガスの中に閑散としていて、車は5台しか留まっていなかった。
最後の最後まで登山客は私達と「妙見岳」で逢った中年女性一人であった。果たしてあの女性は何処に消えたか、「妙見神社」で後姿を見送った後全く会わなかった、吹越経由で「九千部岳」に行ったのか。
「雲仙岳(薊谷を経て)」(5)_f0201348_21294595.jpg 16時半に、諫早経由で帰途に就く。

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by 1944tourist2004jp | 2009-07-15 21:07 | 山登り


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