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「阿蘇高岳と中岳」(エピロ-グ)

 中岳山頂を北から西に迂回しながら、中岳火口壁に沿って下りていく。
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かなりの急坂で妻が少しずつ遅れる。しかし、私の写真タイムの度に程よく追いついて来てくれる。
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「阿蘇高岳と中岳」(エピロ-グ)_f0201348_11142238.jpg 対面は緑の烏帽子岳、杵島岳、往生岳に囲まれた草千里ヶ浜から続く火口西展望台である。
柵沿いに点在する観光客の姿がはっきりと見て取れる。
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「阿蘇高岳と中岳」(エピロ-グ)_f0201348_11165493.jpg 数百mあるだろう登山道から続く東展望台、7・8人のグループが去り私達だけである。
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「阿蘇高岳と中岳」(エピロ-グ)_f0201348_11223448.jpg 自由気ままに過ごしていると、ロープウェイ側からと思しき人が、一人二人と登ってくる。ザックを背負っていないので仙酔峡から登ってきた観光客かも知れない。
「阿蘇高岳と中岳」(エピロ-グ)_f0201348_1128488.jpg 柵が朽ち果てた旧展望台の方まで足を伸ばす。
上空をヘリコプターが数度に渡り旋回している。
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「阿蘇高岳と中岳」(エピロ-グ)_f0201348_112956100.jpg 最後の水分を補給して、ロープウェイ沿いにある遊歩道を下りていく。妻は下りが苦手である。
7・8人の熊大グループや数人に追い抜かれるが慌てる必要は無い。
 山登りを十二分に堪能しての下山であるし、東に目をやると、仙酔谷の向こうに苦労して登った仙酔尾根(馬鹿尾根)や高岳、そして鷲ヶ峰・虎ヶ峰が見える。また、遠目に仙酔尾根を下るグループも確認できる。
面白いことに、中岳直下を下りて来るグループの会話が手に取るように聞こえる。壁をバックに反響し、谷の裾野で集音されているのだろうか。
 ロープウェイの火口東駅は老朽化が進み荒れ放題である。観光客が少ないのだろう、補修の後も見えないし、撤去するにもできず、完全に野ざらし状態である。
「阿蘇高岳と中岳」(エピロ-グ)_f0201348_11354488.jpg だらだらとした遊歩道を下りて行くと、仙酔峡の公営駐車場である。馬鹿尾根で強風にさらされた5人グループもいる。
 登山靴を履き替え、予備のバナナを食べながら冷えた水を一気に飲み干す。
 二人ともさほどの疲れは無い、3時である。
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by 1944tourist2004jp | 2009-06-23 10:19 | 山登り


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